気になるニュース 被災地で「幽霊タクシー」が話題

震災から5年、絶対に風化してはいけない記憶です。私の友人は福島県にいましたが、震災によって工場が稼働できなくなり、埼玉県へ・・。北海道の私は、強い揺れは感じたものの大事には至ることはありませんでした。

3月11日のニュースを見ている中で、気になる記事がありましたので、ご紹介します。

タイトルは、「あの世と この世をつなぐ 被災地で「幽霊タクシー」が話題といる記事です。東北学院大生の卒論が反響を呼んでいるとのことでした。

石巻市のタクシー運転手さんの話で、初夏の深夜に石巻駅で待機していたところ、真冬に着るようなふかふかのコートを着た女性を乗せたと・・・。「南浜まで」と行き先を告げられたので、「どうして南浜まで?コート暑くないですか?」と尋ねると、「私は死んだのですか?」と話したので、運転手がミラーで後部座席を見ると、女性の姿は消えていたとの話でした。

その他にも、たくさんの同じような事例があるそうですが、運転手の方々は「霊に敬意を感じている」と答えられています。

この話は、単なる心霊話ではなく、大切な人にもう一度会いたい、それがたとえ幽霊であっても・・という残された方々の切なる願いではないでしょうか。

皆さんもそのようなご経験はありませんか?

私も、幼いころから、両親が働いていたため、祖母に育てられました。祖母は99歳で他界しましたが、最後の最後まで一生懸命に生きたと思います。

今でも会いたいと思いますし、一緒に過ごしていたことを思い出します。毎月、月命日には、お花を届けておりますが、受けた恩は返せないほど可愛がってもらいました。

生きているからこそ感謝も出来る。生きているからこそ喧嘩もできる。亡くなったらなにもできないんです。

亡くなった方の無念、残された方の辛さ、この記事にはそのすべてが凝縮されていると思います。

3月17日は彼岸の入りです。今一度、生きることの大切さを考える日にしたいと思います。

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